サバの養殖
天然モノか人工・養殖モノか
という答えが最近ではあまりわからなくなりました。
マグロの養殖とかは以前に話題となり、
味の面でも大差がないと評価する人も多いそうです。
人工イクラなんかも有名ですね!
そんな中で新たに養殖化に成功したのが、
「サバの養殖」
です。
これは佐賀県の企業と九州大学との協力で成功したらしいのですが、
ひょっとすると天然物よりもいいかもしれません。
なぜそんなことが言えるのかというと、
養殖は理論上では『アニサキス』が発生しないそうなんです。
アニサキスは鮮魚をたべる際に注意しなければいけないうちの一つで、
魚にいる寄生虫です。
加熱処理をすれば無害なのですが、
誤って食べてしまうと発熱や嘔吐などの症状が出てしまいます。
そんなアニサキスの危険性を気にせずに新鮮なサバ料理を楽しむことができるとすれば、こんなにいいことはないのでは?
そもそもなぜそのようなことが言い切れるかというと、
養殖で使っているエサにあるそうなんです。
天然のサバはオキアミをエサにしていて、そもそもアニサキスが発生してしまう理由にオキアミの存在があるそうなのですが、
養殖では配合飼料をエサとして使っているので理論上はアニサキスの危険性はないそうなんです!
最新の研究は何かと、
ゲノム編集やDNA組み換えなどの問題性などが取り上げられますが、
人工だからといって必ずしも天然のものに劣っているとか、使わないほうがいいと勝手言うわけではないと思うんです。
これからも人工や養殖のものは増えてくるかと思いますが、
しっかりと公平な目で判断していきたいと思います。
今日はそんなことを思った一日でした。