藪の中
今日は初めて芥川龍之介の作品を読んだ。
細かいことを言うと、学校の授業で読んだことはあるが、自分から自主的に読もうと思ったことはなかった。
小説という分野自体から逃げていた。
僕は断然漫画派だったし、これからもそうだと思う。
しかし、昨日読んだインプット大全で小説を読むことは
・本が好きになる
・頭がよくなる
・創造性が増す
・共感力を得る
・リラックス効果
・他人の人生を体験できる
・人生が豊かになる
といったメリットがあるということで、影響されやすい僕は早速小説を購入しました。
ちなみに上記は本に載っていたすべてのメリットを書き尽くしました。
一言で小説といっても、今では多くの種類があります。
失敗しない一冊目(ホームラン本)は昔から読まれているものがよさそうです。
ということと、なるべく短い薄い本ということで、芥川龍之介の短編小説集を選びました。
読んでみると、
面白い。時代背景がたぶん江戸時代くらいで、ある武士が殺されてしまい、一緒にいた妻の心情、犯人の盗賊の心情、いろんな人物に話を聞いて真実を明らかにしていきます。しかし、僕には真実がはっきりとはわからなかった。人によって内容が異なるんです。けれども、面白かったといえる。それは、芥川龍之介のワードセンスと語彙力によるものも大きいと思う。聞いたことがある言葉、ない言葉、普通は思いつかない言葉、
話は変わるが、今日の西野さんのボイシーでは「知っていないと使えない」という内容のことを話していた。インターネットを使える環境がそろっていても、そもそも情報を得ていないと、調べたところで何も変わらないという。
これは語彙力にも同じことがいえると思った。
今日はそんなことを考える一日でした。