価値観

先日久しぶりに中学の頃の同級生に会った。

身長が伸びていて、

「でかくなったなー」

と親戚のおじさん的感想を言ってしまった(笑)

彼は進学先の地域が同じで、会うことになったが、正直なところはめっちゃ嬉しかった。

自粛期間中に全く人に会ってなかったのでその反動が大きかったんだろう。

移動しながら、お互いの進路先や同級生の近況について話した。

 

話している中で、「オタク」の話になった。

僕は今はそれほどでもないが、一時twiceや欅坂にはまっていたことがある。

元の性格も関係しているかもしれないが、僕はもともとはオタク=キモイという考えだった。そんなわけでキモイの一点張りで否定しまくっていた。

冗談交じりに女子の見た目についても散々いじっていたし、要するに最悪な面があったということだ。

できるのならあの頃にいじっていた人たちに謝りたいくらいだ。

 

そんな僕が一時のにわかとはいえ、かなりオタクになっていた。

その時に、僕は受け入れる力がついたと思う。

今では、「それぞれ好きなものがあってもいいじゃない」という考えだし、真っ向から否定したら後々自分が追い込まれるという西野さんの考えも学ぶことができた。

 

その一方で、彼はオタクを全く理解できない側の一人だった。

そのとき口では「いいと思うよ!」とは言ったものの、正直なところ「もったいない」と思った。

こんな身近な人でさえ価値観が違うのに、日本、世界では全く異なるのは当たり前だと思った。

 

つい先日に、インドと中国の国境で死亡者が出てしまうニュースを見た。

本当に戦争にはならないでほしいと思う。

 

価値観が違っても誰も血を流さない方法を探そうとはならないのだろうか、なってはくれないのだろうか。

 

亡くなった方々にはご冥福をお祈りし、世界の平和を本当に心から願う。

 

今日はそんなことを思う一日でした。